環境経済学研究会のページ
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地球温暖化、酸性雨、熱帯林の減少、生態系の破壊など、きわめて深刻な地球環境問題の現実に直面しております。環境経済学は、これら地球環境問題の背後にある社会的・経済的要因を明らかにし、地球環境問題を解決するための制度的・政策的手段を提示することを目的としています。
環境経済学研究会では、環境経済学の文献を輪読し、環境経済学の分析手法を勉強していきたいと思っております。98年度はCVMをテーマに研究会を開
きます。CVMは、生態系などの非利用価値を評価できる数少ない手法です。98年度はCVMの代表的な論文を輪読します。
1998年度の研究会のスケジュールは以下の通りです。なお、日程は参加者の都合により変更することもありますのでご注意下さい。スケジュールの変更は最新情報のページに掲載されます。
第１回 6月17日 輪読論文と今後のスケジュールの決定
第２回 7月8日 余語 勝(M2) Kopp and Pease (1996) NOAA/DOI NRDA
第３回 7月29日 柴 洋志(M2) Journal of Economic Perspective (1994)特集記事
第４回 8月5日 庄子 康(M2) Hanemann (1984) ランダム効用モデル
第５回 8月12日 岩本 博幸(M2) Carson (1995) スコープテスト
第６回 9月2日 石原 康宏(M1) Carson et al. (1994b) カカドゥ
第７回 9月16日 佐藤 和夫(D3) Adamowicz et al. (1998) 選択型実験時間 13時〜
場所 北海道大学農学部３階 N32教室（栗山部屋の前）
1998年度の輪読論文のリストは、リーディング・リストのページを参照して下さい。
毎回研究会の終了後に配付資料が以下に掲載されますのでご参照下さい。配付資料についてのご質問も受け付けております。栗山(kuri@for.agr.hokudai.ac.jp)までメールをお送り下さい。次回の研究会のときに質問内容を検討させていただきます。
Kopp and Pease (1997) Contingent Valuation: Economics, Law, and Politics. in R. J. Kopp, W. W. Pommerehne, and N. Schwarz ed. Determining the Value of Non-Marketing Godds: Economic, Psychological, and Policy Relevant Aspects of Contingent Valuation Methods., Kluwer, 7-58, ISBN 0-7923-9980-3.
Hanemann, W. M. (1984). Welfare Evaluations in Contingent Valuation Experiments with Discrete Responses. American Journal of Agricultural Economics, 66, 332-41.
Carson, R.T. (1997) Contingent Valuation Surveys and Tests of Insensitivity to Scope. in R. J. Kopp, W. W. Pommerehne, and N. Schwarz ed. Determining the Value of Non-Marketing Godds: Economic, Psychological, and Policy Relevant Aspects of Contingent Valuation Methods., Kluwer, 127-164, ISBN 0-7923-9980-3.
第５回配付資料 Carson
et al. (1994b)論文 
PDF版
Carson, R. T., Wilks, L., and Imber, D. (1994b). Valuing the Preservation of Australia's Kakadu Conservation Zone. Oxford Economic Papers, 46(5), 727-49.
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