PHScript

Webアプリケーション開発ツール

主な特徴

ウェブアプリケーションを開発するためのCGI/Perlツールです。perlの基礎知識が必要ですが、比較的簡単に動的なウェブアプリケーションを作ることが可能になります。

perlでウェブアプリケーションを作ると、print文でHTMLファイルを書き出す必要があり、デザインの複雑なページを作るのは容易ではありません。また、複数のページを移動するときはセッション管理を行ったり、パスワードによる認証作業を行うなど、複雑な処理が必要となります。PHScriptは、以下の機能を持っています。

• HTMLファイルの中に組み込んだperlスクリプトを実行（複雑なデザインのページ作成も簡単）
• セッション管理（各ページ間で変数を保持）
• パスワード認証
• エラー表示機能

サンプル

サンプルは以下にあります。
　コンピュータリンク集（PHScriptで作成したものです）

利用規定とダウンロード

このスクリプトはフリーウェアです。詳しくは利用規定を参照してください。

cgiの設置方法

注意：自分の作成したスクリプトをPHScriptで実行するときは、サーバに転送する前にまず自分のパソコン上で実行を確認してください。自分のパソコンで確認する方法は「自分のパソコンでCGIを使う方法」を参照してください。

以下のファイル構成例を参考に設置してください。カッコ内はパーミッションです。ファイル転送はすべてテキストモードで行ってください。ファイルの転送方法については、例えばKENT WebのページやとほほのCGI入門を参考にしてください。

【ファイル構成例】

  cgi_bin (cgiのディレクトリ)
      |
      +-- phscript /  phscript.cgi    [755]
             |        cgi-lib.pl      [644]
             |        jcode.pl        [644]
             |        sessionfile.dat [666]
             +---  example  /  index.html  [644]（スクリプトファイル「.html」）
                               ex01.html,..[644]
                               link.dat    [666]（データ格納ファイル「.dat」）

設定方法の詳細はphsript.cgiの設定項目を参照してください。
スクリプトファイルの作成方法は以下の例を参照してください。

(example1)変数の利用　PHScriptの基本的な使い方
(example2)セッション管理　各ページでの変数の保持
(example3)認証　ユーザーIDとパスワードによる認証
(example4)エラー表示　エラーがあると自動的にエラー内容とエラー箇所を表示