CGIを試すためには通常はCGIの使えるサーバにCGIスクリプトを転送して実行します。そのためには、CGIの利用可能なサーバが必要となります。しかし、CGIを自作するときはサーバに転送する前に自分のパソコン上で動作を確認しておく必要があります。また、CGIの利用可能なサーバがない場合でも、とりあえず自分のパソコン上でCGIを試してみたいという人もいるでしょう。
パソコン上でCGIを使うためには以下の３つの方法があります。
ここでは一番目のWindowsでCGIを使う方法を紹介します。ここではインストールの手順を簡単に示すだけですが、より詳しいインストール手順について「Futomi's
CGI Cafe」の「WindowsでApacheサーバを立てよう」のサイトを参照してください。インストール画面付きで説明されています。
Active Perlの配布場所はhttp://www.activestate.com/Products/Download/Get.plex?id=ActivePerlです。ダウンロードしたファイルをダブルクリックするとインストーラが起動するので、あとは指示にしたがっていけばインストール完了。
Windows版Apacheの配布場所はhttp://nagoya.apache.org/mirror/httpd/binaries/win32/です。こちらもダウンロードしたインストーラを起動して、指示にしたがってください。自分のパソコンでCGIの動作を確認するだけなら、「Server Information」の「Network Domain」と「Server Name」は適当なドメイン名とホスト名をいれるだけでOK。最後のラジオボタンは「Run when started manually, only for me (xxxx)」の方を選択します。
インストールが完了したらスタートメニューから、「Apache httpd Server」→「Start
Apache in Console」を選択します。その後、ブラウザを立ち上げて、「http://localhost/」にアクセスしてください。Apacheの画面がブラウザに表示されたらインストール成功です。
実行するCGIスクリプトの一行目は通常は#!/usr/local/bin/perlと書いてありますが、これを#!C:/perl/bin/perlに変更します。その後、C:\Program
Files\Apache Group\Apache\cgi-bin\に実行したいCGIスクリプトを配置します。そしてブラウザからhttp://localhost/cgi-bin/実行するcgiのファイル名にアクセスするとCGIが実行されます。
CGIを実行したときにエラーが出るかもしれません。そのときは、C:\Program Files\Apache
Group\Apache\logsにエラーの記録が残っているので参照してみてください。
WindowsにPHPをインストールすることができます。PHPはHTMLファイル内に記述するタイプのスクリプト言語で、動的なWebアプリケーションの開発に適した言語です。とても使いやすい言語で、私もWebアプリケーションを開発するときはたいていPHPを利用しています。
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