このページには授業に関する資料やお知らせがあります。
| 科目名 | 森林政策学II | ||
| 担当教員名 | 栗山 浩一 | ||
| 科目番号 | Ⅵ１１０ | 授業形態 | 講義 |
| 単位数 | 4 | 配当学年 | 修士２回生 |
| 学期・曜日・時限 | 通年 未定 | ||
| 教室 | 第３会議室 | ||
| 授業の概要・目的 | 本講義は，森林政策，農業政策，環境政策などの経済政策を分析するための手法について学ぶことを目的としている。本年度は近年注目を集めている離散選択モデルの文献を取り上げる予定である。離散選択モデルとは，複数の選択肢の中から一つを選ぶ行動を分析するための統計手法である。たとえば，離散選択モデルを用いると，消費者が店頭にある多数の製品の中から自分の購入する製品を選ぶ行動から，消費者の効用関数を推定することが可能となる。生産者行動や消費者行動を分析する際に，アンケート調査によって得られたデータを用いることは多いが，離散選択モデルは，こうした個票レベルのデータを分析する上で有効な統計分析手法である。本年度は，離散選択モデルの基礎から開始し，最先端の研究内容まで扱う予定である。 | ||
| 授業計画と内容 | 以下の内容を１つのテーマにつき２週間程度で進める予定である。 1. Introduction 2. Properties 3. Logit 4. GEV 5. Probit 6. Mixed logit 7. Variations on a theme 8. Numerical maximization 9. Drawing from densities 10. Simulation-assisted estimation 11. Individual-level parameters 12. Bayesian procedures 13. Endogeneity 14. EM algorithms. 15. Conclusion 学習の理解度に応じて，変更される場合がある。 |
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| 履修要件 | 計量経済学や統計学の基礎知識を必要とする。未習の場合は，関連科目を受講するか，基礎文献を事前に読んでおくことを希望する。 | ||
| 成績評価の方法・基準 | 出席回数，報告回数，講義中の発言内容，小テスト，期末レポート提出などを総合的に評価 | ||
| 教科書 | Train, K.E. 『Discrete Choice Methods with Simulation, 2nd Ed.』(Cambridge University Press.) ISBN:0521747384 (テキストはこちらで用意します) | ||
| 参考文献 | 栗山浩一・庄子康編著『環境と観光の経済評価 国立公園の維持と管理』(勁草書房) ISBN:4326502703 柘植 隆宏, 三谷 羊平, 栗山 浩一編著『環境評価の最新テクニック: 表明選好法・顕示選好法・実験経済学』(勁草書房) ISBN:4326503572 |
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| その他 | 講義内容の理解度を確認するため，計算問題やミニレポートなどの課題を毎回提出してもらう予定である。 | ||
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